『加齢による目の変化と定期検査の重要性』

 目の老化は40歳前後から始まります。最初に訪れるのが老眼です。

水晶体の弾力性が低下し、近くにピントが合わにくくなります。これは誰もが経験する自然な変化で、近視の方も例外ではありません。

 続いて現れるのが白内障です。水晶体が白く濁り、視界がぼやけてきます。

50代で約半数、70代で8~9割の方が発症するとされています。

さらに、視神経を損傷する緑内障も増加し、日本人の失明原因の第一位となっています。

 

 これらの眼の病気を早期発見するため、40歳を過ぎたら1~2年に一度の眼科検査をお勧めします。

視力・眼圧・眼底の基本検査を定期的に受けることで、健やかな目を保つことができます。

急な視力低下や違和感を感じたら、すぐに受診しましょう。